復帰50年 報道特別番組「戦没者を二度殺すのか~遺骨が眠る土と埋め立て計画~」

復帰50年報道特別番組「戦没者を二度殺すのか~遺骨が眠る土と埋め立て計画~」

沖縄戦の激戦地、本島南部。壕の中で土を掘り起こすのは具志堅隆松さん。沖縄戦で犠牲となった戦没者の遺骨を探して、家族のもとへ帰す活動を約40年間続けている。

こうした中、名護市辺野古で進む米軍基地建設では、海底に軟弱地盤が見つかったことを受け、国が新たな埋め立て計画書を県に提出した。

その計画には軟弱地盤の改良工事のため、今も遺骨が眠る “本島南部” から、埋め立て土砂が採取できると明記されていた。「戦没者の遺骨を守りたい」と具志堅さんが立ち上がった。

テレメンタリー2022 2月27日(日) 深夜2時25分

ANNnewsCH にて動画公開中

沖縄戦の激戦地、沖縄本島南部。壕の中で遺骨を探す一人の男性、具志堅隆松さん。「遺骨を遺族のもとに帰す」活動をおよそ40年も続けている。

こうした中、国が進める名護市辺野古への米軍基地建設計画で、現場の海底に軟弱地盤が見つかった。この軟弱地盤を埋めるため、当初の予定よりさらに大量の土が必要になったとして、国は本島南部の土砂を使うことを計画する。

その土地には、沖縄戦で犠牲となった住民や全国から集められた旧日本軍兵士たちの遺骨が眠る。「計画」の中止を求め、具志堅さんは行動を起こす。