西遊記
西遊記
孫悟空と三蔵法師の一行が天竺を目指し冒険の旅をする波乱万丈の物語。昭和の懐かし番組が復活!

午後3時20分放送

堺正章(孫悟空)、夏目雅子(三蔵法師)、西田敏行(猪八戒)、岸辺シロー(沙悟浄)、[ナレーター] 芥川隆行

過去の放送回

#1「石猿誕生す」 7月19日(水) 午後3時20分

石ザルの悟空は水簾洞の王者となり、混世魔王をたたき、竜王から如意棒を奪ったりの大暴れ。それを知った天帝は、悟空を天界に呼び役職を与えるが、ここでも暴れまわる。困りきった天帝は、釈迦如来に助けを求めた。

#2「長い旅の始まり」 7月20日(木) 午後3時20分

唐では、人間たちが悪逆無道をくり返して、けんかや人殺しが絶えなかった。心を痛めた如来(高峰三枝子)は、三蔵真経というお経を暴れ者に与えようとしたが、真経を取りに来る者を探さなければならない。菩薩(勝)は、その者を探しに人間界へ下りていった。

#3「三兄弟・天竺への誓い」 7月25日(火) 午後3時20分

岩に閉じ込められた悟空(堺正章)は、天竺(てんじく)へ行く三蔵法師(夏目雅子)助けられ、お供になった。途中に現れた鳥巣禅師は三蔵に、このさき豚と水の怪物がお供に加わると予言。そのとおり、八戒(西田敏行)と沙悟浄(岸部シロー)が現れ、お供に加わった。

#4「妖怪夫婦・金角銀角」 7月26日(水) 午後3時20分

旅を続ける三蔵(夏目雅子)たちの前に、怪しい風が吹いてきた。悟空(堺正章)は風に乗ってきた男を捕え、近くに金角(内田良平)、銀角(三条泰子)の魔物夫婦がいることを聞きだす。偵察に向かった八戒が銀角に捕まり、悟空もロープにつるされる。

#5「反抗期の妖怪」 7月27日(木) 午後3時20分

土地神たちに傍若無人な振る舞いを続ける聖嬰(せいえい)大王は、常日頃から父・牛魔王と比較されることに不満を持っていた。次は不老長生と名声を得るためその肉を喰らおうと三蔵法師を誘拐する。かつて牛魔王と兄弟の契りを結んでいた孫悟空が三蔵法師の救出に向かうが…。

#6「悟空破門!三妖怪の罠」 7月31日(月) 午後3時20分

三蔵法師の前に若い農家の娘が現れる。実は娘の正体は赤袍怪(せきほうかい)という妖怪であった。その正体を直ぐに見破った孫悟空によって赤袍怪はあっさりと倒されるが、三蔵はこの娘が妖怪だったということを信じず、逆に悟空を厳しく叱りつけるのだった。そこへさらに、人間に化けた青袍怪(せいほうかい)・黄袍怪(こうほうかい)がやって来て…。

#7「日照り妖怪の子守唄」 8月1日(火) 午後3時20分

ゴビの砂ばくの中で、三蔵(夏目雅子)一行の水と食糧がなくなってしまう。やっとさびれた村に着いたが、そこにも水がない。悟空(堺正章)が名主から聞いた話では、男の子を供えなければ妖怪が雨を降らせないという。怒った悟空は、妖怪の沼へ押しかける。

#8「悟空危うし!鱗青魔王の逆襲」 8月2日(水) 午後3時20分

三蔵(夏目雅子)一行が山道にさしかかったとき、麗燕(池波志乃)という娘が助けを求めてきた。悟空(堺正章)はヘビの化身・鱗青魔王(中尾彬)を追いはらい、麗燕を助ける。女好きの八戒(西田敏行)は麗燕に猛烈な熱をあげる。

#9「危し三蔵!妖女 地湧夫人」 8月3日(木) 午後3時20分

三蔵(夏目雅子)一行は西域貧婆国へきたが、宿がない。悟空(堺正章)が宿探しに出たあと、八戒、沙悟浄は三蔵をおいて食物探しに行ってしまう。そこへ代官・天英の妻と名乗る地湧(堀井永子)が現れた。地湧は三蔵に結婚を迫るが、正体は山犬の妖怪だった。

#10「哀しき王妃・二人の玄奘」 8月7日(月) 午後3時20分

ある夜、三蔵(夏目雅子)の夢の中に鳥鶏国の王が。王は、自分を殺して国王になりすましている道士の陰謀を暴いてほしいと頼む。烏鶏国へ入った一行は、殺された王をよみがえらせ、道士と対決。だが、道士は三蔵に変身した。二人の三蔵に悟空らはとまどう。

#11「夜と昼の妖怪夫婦」 8月9日(水) 午後3時20分

三蔵(夏目雅子)一行は昼をあやつる唯昼怪と夜をあやつる唯晩怪に出会った。昼の世界に入った三蔵は、唯昼怪に休みなく働かされる。夜に入った悟空(堺正章)は眠々(泉じゅん)にほれてしまい、術がきかなくなる。そんなとき眠々が死刑を宣告された。

#12「御三家妖怪追放作戦」 8月10日(木) 午後3時20分

虎力、鹿力、羊力の化け物に王様と妃を奪われた車遅国は荒れはてていた。三蔵(夏目雅子)一行は父をさらわれた桃麗(島めぐみ)の話を聞き、化け物退治にとりかかる。羊力に化けた悟空(堺正章)はまず虎力、鹿力の活力源をおさえた。八戒は王様と妃を救出。

#13「恋地獄・なめくじ妖怪」 8月14日(月) 午後3時20分

さびれた村に着いた三蔵(夏目雅子)一行は、村長の家に泊まった。村長は、ナメクジの化け物(沼田爆)にさらわれた娘(田坂都)を助けてくれと頼む。娘と聞いた八戒(西田敏行)は勇んで出かける。が、化け物に白い液体をかけられサナギのようにされてしまう。

#14「地震妖怪!なまず魔王の謎」8月15日(火) 午後3時20分

湖近くの村に立ち寄った三蔵法師一行は、ここは昔から地震の絶えない土地で、善智上人の法力によって地震が大事に至らないよう今も封じられているという話を聞く。三蔵は、上人のことを自分と同じように天竺を目指したが志半ばにて亡くなった先達として知っていたが、今も生きていると聞き直接会いに行くと、上人から何故天竺への道を諦めたか理由を聞かされる…。

#15「鳥葬!悪魔のいけにえ」 8月16日(水) 午後3時20分

秘境に入った三蔵一行は、旅人のために岩をくり抜く道順(花沢徳衛)に感心する。悟空(堺正章)は道順を助けようと反対側から術を使って岩を掘るが、三蔵に知られて破門される。しかし道順の正体は青鬼だった。三蔵たちは、道順に、生きながら鳥葬にされそうになる。

#16「独角大王・結婚行進曲」 8月17日(木) 午後3時20分

妖怪の独角大王(長門勇)が人間の春嬌に恋をしてしまった。春嬌には陳という子供がいた。大王の部下の李彪(三角八郎)は、陳の機嫌をとるため、悟空の如意棒を与えようとする。が、逆に悟空に殺されてしまう。怒った大王は、三蔵と八戒を人質に悟空をおびきよせる。

#17「幻妖術師・青竜将軍」 8月21日(月) 午後3時20分

青竜将軍(工藤堅太郎)に荒らされた村に入った三蔵(夏目雅子)は、嫌われ者の老婆を助けた。老婆は三蔵を七歳のとき家を出た息子だといって離さない。一方、青竜将軍と対決した八戒は幻術をかけられる。悟空(堺正章)は将軍が老婆の息子と知る。

#18「バッタ女王・消えた幻の湖」 8月23日(水) 午後3時20分

偵察に出た悟空(堺正章)は バッタの大群と、そのはき出す液でブタに変えられた人間を目撃。危険を感じた悟空は、三蔵(夏目雅子)たちを岩穴に避難させる。そこにはすでに未亡人と三人の娘がいた。彼女らは父をブタにされ村を失ったのだ。

#19「意外!吸血鬼三蔵」 8月24日(木) 午後3時20分

三蔵(夏目雅子)ら一行は仏法を敬うことで有名な欽法国を訪れた。国王(平田昭彦)や王妃(黒沢のり子)に大歓迎され、悟空(堺正章)らは大喜び。 が、三蔵が原因不明の高熱に倒れてしまい、一行はしばらくこの国にとどまることに。

#20「猛吹雪!三蔵狂乱」 8月28日(月) 午後3時20分

猛吹雪に遭い白馬を見失った三蔵(夏目雅子)ら一行。 小さな洞くつに逃げこむが、睡魔と空腹に悩まされる。そこで三蔵はお釈迦様に倣い、自分の体を悟空(堺正章)らに与えようとする。が、くじ引きで八戒(西田敏行)がみんなの食糧にされることになる。

#21「豚教国・翠蓮王女いざ出陣!」 8月29日(火) 午後3時20分

朱紫国に着いた途端、八戒(西田敏行)が神様として祭り上げられてしまう。一万匹目のお豚様だというのだ。これには三蔵(夏目雅子)らもビックリ。が、三蔵は禅堂で休むうちに八戒が心配になり、悟空(堺正章)と沙悟浄(岸部シロー)を宮殿にさし向ける。

#22「快楽の館・悟浄 白骨の恋」 8月30日(水) 午後3時20分

長旅で疲れた悟空らに代わり三蔵(夏目雅子)は村に食物をもらいに行く。村の一軒家には、広良(蟹江敬三)と三人の姉妹が住んでいた。そこは僧りょの血を吸って生きる魔性のすみ家。三蔵は危ないところを悟空に助けられる。

#23「女人国・八戒が妊娠!」 8月31日(木) 午後3時20分

三蔵(夏目雅子)一行は女だらけの国・女人国の入り口にたどり着いた。そこで、若い娘らが貢物をして、川守りの老婆に一口の水をもらってる所を目撃。ケチな婆さんに怒った八戒(西田敏行)が文句を言うと、三蔵の一行だと知って老婆の態度が急変する。

#24「火焔山!!芭蕉扇の愛」 9月4日(月) 午後3時20分

三蔵法師(夏目雅子)は火焔山のふもとへやってきた。火焔山を通り抜けるには、その火を消さなければならない。そのためには女仙人の羅刹女(児島美ゆき) の持つ芭蕉扇が必要だ。悟空(堺正章)は、さっそく羅刹女の家へ向かった。

#25「妖怪帝国・突破大作戦」 9月5日(火) 午後3時20分

三蔵(夏目雅子) 一行は天竺を目前に最後の大難関 にぶつかった。近道に妖怪帝国を通らねばならないのだ。妖怪能力をためす関所を通過するため、悟空(堺正章)は三蔵を女装させる。が、 運良く三蔵が一万人目の妖怪として大王に招待される。

#26「あれが天竺・大雷音寺だ!」(最終回) 9月7日(木) 午後3時20分

天竺までもう少し、三蔵(夏目雅子)らの旅も終わろうとしていた。が気温が上がり、一行の体は焼けそうになる。悟空(堺正章)らが口々に文句を言うと、突然、釈迦如来(高峰三枝子)が現れる。釈迦はこの場は助けようと泉を作ってくれる。