楽園の海、案内は水中ビデオカメラマンの長田勇さんです。よろしくお願いします。
長田勇さん「よろしくお願いします。海の中にはとても色彩豊かな生き物たちがたくさんいますが今日はその一部を紹介したいと思います」
楽しみですね!それでは早速VTRをご覧ください。
長田勇さん「色鮮やかな海の中。様々な色を持った水中生物が暮らしています。ぱっと見、どうしても奥にいるウミガメに目が行きがちですが、手前にあるウミシダを見て下さい」

色鮮やかですね。
長田勇さん「そうですよね、見た目は植物のようですが、実はウニやナマコの仲間なんです。繊細な色使いがとても美しく見えますね。次はこちら、メガネゴンベ。名前の由来となっているメガネのような模様部分は、オレンジ、赤、白で縁取られています。皮弁(ひべん)と呼ばれている鼻毛のような物がついていますが、その付け根も色を合わせていますね」

かなりオシャレさんですね。
長田勇さん「そうですね、こちらはヤマブキハゼ、水玉模様が綺麗ですが、色だけ見ると一見地味に感じるかもしれません。ただ、口の下を覗いてみると・・」

キレイな模様ですね。
長田勇さん「そうですよね、隠れている部分の方が色鮮やかで綺麗な魚って、結構多いのかもしれません」
わ、面白い顔!
長田勇さん「私と睨めっこしているのはヒトスジギンポ。薄いオレンジ色の下唇、頭のてっぺんに蛍光グリーンの斑点。色使いが絶妙です。そしてここで隠しアイテムお見せします!」
金色の・・歯ですか?

長田勇さん「そうなんです。なんと!歯が金色!!色彩豊かというか豪華というか。たまにしか口を開けないので、上下の金歯をいっぺんに見る事はなかなかありません」「さて、この縦になっている魚は、タテジマキンチャクダイ。黒っぽく見える部分も濃いめの青だったり、ヒレの縁取りが蛍光ブルーだったりと結構色彩豊かなんです。因みに魚の縞模様、実は口を上にした状態で考えるのでこの体勢で縦縞となります」

なるほど、だから〝タテジマ〟キンチャクダイなんですね。
長田勇さん「はい、そうなんです。こちらはサザナミヤッコ、至る所、縁取りが蛍光色ですが唇はなぜか黄色、でも黄色だからこそのバランスなのかもしれませんね」「これはギチベラ」

派手な色の魚ですね。
長田勇さん「はい顔と体の模様がまったく違います。色彩豊かなのは体の方、なんとも言えない燃えたぎる炎のような色顔は白黒、インパクトがありすぎます」

顔と体で全く違うって、何だか不思議ですね。
長田勇さん「そうですよね、さあどんどんいきましょう!キンギョハナダイの幼魚、オレンジ色のボディーも綺麗ですが、目の上の薄紫色のアイシャドウと同じ色のラインが体にも薄く入っているんです。じっくり見ないと分からない程の細やかな色彩。幼魚も成魚も色はほぼ一緒です。

「こちらはケラマハナダイの幼魚。この魚もパッと見た目は1色のみなんですが、赤系の色が何色も入っていたり背鰭の先端が薄紫色だったりと工夫が見られます。同じケラマハナダイの幼魚でも、こちらは目のアイシャドウがしっかり紫色。体は少しオレンジがかっていて、バランスがいい感じです」

同じ種類の魚でも、違いがあるんですね。
長田勇さん「そうなんです、ところで私は個人的に、紫色の魚を見ると心奪われる傾向にありまして・・その代表例がこのハナゴイ。まだ生まれたばかりの幼魚なんですが、光沢のある紫1色。色彩豊かとは言えないかもしれませんが、一色でもこれだけ華やかに見える魚の象徴として紹介させて下さい」

確かに、海の青さの中で紫が美しく感じられますね。納得です!
長田勇さん「さて次はカスリフサカサゴ。全身を表に出すことは中々ありませんが、サンゴの隙間から顔のアップは撮れます。赤味がかった体に蛍光グリーンの斑点、この配色好きなんですよ」

目もユニークでいいですね。
長田勇さん「はい、ラストは私の一番好きなサンゴ、トゲホソエダミドリイシ。サイズは、拳より少し大きめの群体です。離れて見ていても色としてのインパクトは少ないかもしれませんがアップで見てみると、紫色のグラデーションと蛍光グリーンの触手。たまりません。この奥の方にも同じ配色の枝がたくさん広がっている世界観がとても好きなんです」


ずっと見ていたくなります。
長田勇さん「結局、私の好きな生き物特集になってしまいましたが、海の中は魅力あふれる色彩豊かな生き物たちで満ち溢れていました」
個性あふれる仲間たちでしたね。でもどうしてこんなに色鮮やかなんでしょうか?
長田勇さん「サンゴ礁自体が華やかな色をしているので、魚達は保護色となって自分の身を守っているんでしょうね」
サンゴ礁があってこその色なんですね。今回もステキな映像をありがとうございました。以上、楽園の海でした。





































