タイのバンコクにある大豪邸が特殊詐欺の犯罪拠点になっていたとして、タイ警察が摘発に乗り出し、日本人4人を含む14人が拘束されました。
■賃料は月400万円
空から見ると、ひときわ異彩を放つ豪邸でした。この豪邸で、16日夜に摘発が行われました。
摘発されたのは14人。その中に日本人は4人。ほか10人もさまざまな所から集まってきたようです。
一体なぜ、これほどまできらびやかな拠点を選んだのでしょうか。
特殊詐欺に関与した疑いで逮捕された日本人ら14人。拠点となっていたのは、宮殿のような豪邸でした。
賃料はひと月約400万円。地元当局によると、1年ほど前から借りられていて、数カ月前に活動を始めていたことが分かっています。
その痕跡はしっかり残っていました。警察手帳も偽物です。顔写真はすべて違いますが、記されていた名前は、全部同じでした。
■なぜきらびやかな拠点?
では、14人のそれぞれの役割は。
タイ警察入国管理局
「中国人と台湾出身者が主導的な立場だったとみられる。日本人をグループに引き入れて、日本に電話をかける役割を割り当てていたようです」
中国系犯罪組織が日本人を巻き込んで、日本の警察をかたる特殊詐欺。なぜこれほどまできらびやかな拠点を選んだのか。
タイの警察関係者によると、「環境の厳しい拠点では、かけ子が使い捨てられていた。それだとすぐ逃げ出されることもあって、こういった『良い職場』が生まれているのではないか」とコメントしています。
この拠点の首謀者とみられる中国人はタイ国内に潜伏しているとみられ、当局が行方を追っています。
(2026年9月18日放送分より)
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