イランの最高指導者がアメリカによる攻撃を「覚書への違反」としたうえで、「アメリカ大統領の署名に価値と効力がないことを証明した」とする声明を発表しました。今後、攻撃を激化させる恐れがあります。
モジタバ師は18日、「覚書への違反は、アメリカ大統領の署名に価値も効力もないことを改めて証明した」としてアメリカ側を強く批判する声明を発表しました。
そのうえで、「彼らに忘れられない教訓を与える」としてアメリカ軍基地などへの攻撃を激化させることを示唆しました。
モジタバ師の声明の発表に先立ち、アメリカとの協議に携わってきたガリババディ外務次官がイランは覚書について「すべての義務の履行を停止している」「アメリカが覚書の義務に違反した」と述べたと報じられました。
イランは湾岸諸国やヨルダンへの攻撃を強めていて、クウェートでは18日、石油関連施設に大きな被害が出ています。
一方、アメリカ軍によるイランへの攻撃は8日連続となる18日も続いている模様です。
イランメディアはホルムズ海峡に面した南部の州で3回の空爆があったと報じています。
イランの保健当局は先月27日から今月18日までの一連の攻撃で50人が死亡し、500人がけがをしたと発表しました。
先月17日に署名された覚書にはホルムズ海峡の開放や60日以内の最終合意などが含まれていました。
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