ウクライナに大規模な攻撃を続けるなか、ロシア国防省はJT(日本たばこ産業)のグループ会社のたばこ工場を攻撃したと発表しました。
■狙いは?JT工場をロシア攻撃
プーチン大統領が74回目の誕生日を迎えた7日。ロシアはウクライナに大規模な攻撃を実施しました。
首都キーウでは2人が死亡し、13人が負傷。北部のプルリキでは子ども4人を含む16人が死亡し、55人がけがをしました。
国内避難民(35)
「自分自身と家族の安全のためにスムイの町から逃れてきた。でもウクライナに安全な場所はない」
中部の町・クレメンチュクもロシアの攻撃にさらされました。
地元住民(61)
「お茶を入れて何かを食べようと家に入ったところだった。上着を脱いでいる時にガラスの破片が降ってきたんだ」
この町でも2人が死亡し、34人が負傷しました。
地元住民
「家がどうなったかって?恐らくもう駄目だ。屋根は3メートルほどずれたし、何も残っていない」
ロシア国防省はクレメンチュクのある施設を攻撃したと発表しました。
JTのグループ会社のたばこ工場です。「ウクライナ軍に供給される弾薬が製造されていた」と主張しています。
一方、JTはウクライナ国内向けのたばこを製造していて、「軍事物資の生産などには一切関わっていない」と否定しています。
■日本“追加制裁”関連は?
今月、日本はロシアに対する追加制裁を発表。ロシアはこれに反発しています。何か関係はあるのでしょうか。
ロシア外交に詳しい笹川平和財団 畔蒜泰助上席研究員
「ロシア側からJTを攻撃する動機、実はあまりないはず。JTはロシアにおいて非常に大きなビジネスをやっていて、ロシアにおいて相当部分の税金をロシアに収めているので、日本企業であるという理由で、ロシアがJTに対して攻撃を仕掛けるという可能性はないと思う」
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