テレビ朝日は「未来をここからプロジェクト」の一環でSDGs企画をお伝えしています。今回のテーマは「気候変動に具体的な対策を」です。山火事が相次ぐアメリカでは、その対策にヤギの活用を始めました。取材すると、意外な理由が見えてきました。
■山火事対策で“ヤギ”が活躍
アメリカ・ロサンゼルス近郊の山を駆けるのは、ヤギの群れです。
枯れ草が茂る斜面で、白や黒のヤギが草をはむ風景。一見のどかな日常ですが、実はカリフォルニアを危機から救う取り組みです。
今年に入って、アメリカの山火事は過去10年で最悪のペースをたどり、発生件数は5万7000件を超え、焼失面積はおよそ3万5000平方キロメートル。九州の面積に迫るほどです。
そこで注目されているのが、乾いた草木を食べ尽くすヤギたちです。
機械が入れない急な斜面もヤギなら自由に動き回れ、他の動物は食べない植物も喜んで食べてくれるといいます。
しかも、ヤギがもたらす力は山火事対策だけではありません。
ヤギ除草業者 マイケル・チョイさん(33)
「適切に管理すれば、ヤギは土壌をよみがえらせてくれる」
ヤギを使った除草会社を経営するチョイさん兄弟は、ヤギが草を食べ、ふんをして、ひづめで土を耕すことで、通気性や保水性が高まるといいます。
ヤギ除草業者 マイケル・チョイさん
「(その結果)雨が降った時に土がよみがえる。それが土壌を保つことにつながる」
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