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世界地図などで広く使われているメルカトル図法について、アフリカなどの国々が主導する、別の図法の使用を推奨する決議案が国連総会で採択されました。
4日の国連総会で採択されたのは、アフリカ諸国が主導した「地図を正す」とする決議案です。
決議案は、現在広く使われているメルカトル図法について、赤道から離れるほど陸地の面積が大きく描かれるため、実際よりアフリカ大陸が小さく見え、北アメリカやヨーロッパなどが過大に表現されていると批判しました。
そのうえで、面積をより正確に表すイコールアース図法などの普及と使用を加盟国や国際機関に推奨しています。
決議は日本を含む164カ国の賛成多数で採択されましたが、アメリカは「イデオロギー的な試みであり、賠償問題などに結びつけられる」として反対しました。
また、ウクライナなど6カ国が棄権しています。
なお、この決議に法的な拘束力はなく、航海などでメルカトル図法の使用が制限されることはありません。
しかし、長年の植民地支配の歴史や、ゆがめられた認知の是正を訴えるアフリカ側の声が多数の賛成によって国際社会で認められた形となりました。
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