天皇皇后両陛下が訪問されているベルギーに1920年代、日本の書物およそ1万4000冊が贈られました。日本とベルギーの友好関係の背景には、これらの書物の存在もあります。
ブリュッセル近郊のルーバン・カトリック大学の書庫には、江戸時代の代表的な書物を中心とするおよそ1万4000点が所蔵されています。
ルーバン・カトリック大学 日本図書学芸員
フレイヤ・テリンさん
「図書館が戦火でなくなってしまい、それがきっかけで、色々な国、機関、図書館や大学が、何か(書物を)寄付したいという運動が起きた」
第一次世界大戦中の1914年に大学の図書館が全焼し、その再建を支援するため、日本が率先して、1920年代に寄贈しました。
1921年に昭和天皇が被災した大学を視察し、本を贈るきっかけになったとされています。
1990年には陛下も訪問されています。
日本とベルギーの友好関係を象徴する貴重なコレクションです。こちらは、17世紀に出版された「栄花物語」の古活字版です。当時の宮内省が寄贈したということで24日に天皇陛下に紹介する予定だということです。
学芸員のテリンさんは24日、天皇陛下やベルギー国王に書物について、説明する役割を担います。
フレイヤ・テリンさん
「ルーバン・カトリック大学のコレクションを他の方とか天皇陛下やベルギー国王に紹介できるチャンスがあるのは本当にうれしい」
「書物が日本とベルギーをつなげるのは本当に美しいことです」
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