「めざせ甲子園」きょうは糸満です。部員数は県立高校で最も多い92人。その中心に立つキャプテンは大所帯のチームがまとまらない葛藤と戦い続けました。そしてともに歩んできた監督と最後の夏に向かいます。
活気ある声が響く糸満高校のグラウンド。最後の夏を前に選手たちはベンチ入りをめざし、激しいレギュラー争いを繰り広げています。去年12月の野球部対抗競技大会では2連覇を果たすなど、それぞれが能力の高さを発揮しています。
糸満 金城惺也 選手「100m走に出場して2位という結果だった」「打てない時でもセーフティーバントでの出塁や足を使ったプレーができてきた」
糸満 安次嶺雄基 選手「塁間走で2位になれた」「タイムも自分の中で速かったとと思うので次の塁を狙う姿勢などが変わった」
競技大会を制し、さらに自信をつけた選手たち。

この夏は主力投手が6人と豊富です。140キロ台のストレートと多彩な球種を操る新垣光汰朗(あらかき・こうたろう)など実力派が揃っています。注目は赤嶺雄大(あかみね・ゆうだい)
最速145キロのストレートが持ち味。去年の春から投手を始めたものの県選抜に選ばれるほどの実力を誇ります。
打撃の要は4番の仲間大登(なかま・ひろと)長打力が持ち味で競技会の打撃部門では1位に輝きました。
糸満 仲間大登 選手「競技会の練習を通して振り込みを重点的に取り組み試合でも自分に自信が持てるスイングができた」「(4番として)チャンスの場面で打てた時が一番仕事ができたと思ってやりがいがあるので4番に座って楽しいことが多い」
円陣「春の敗戦を生かそう」「1プレー1プレー大事に」「バントの処理ミスで流れ変わるの分かってると思うから」「大事にやっていこう」
チームを引っ張るのはキャプテンの徳元武晃(とくもと・たけあき)くん。新チームを結成後、方向性が決まらずまとまりに欠けたことが。その状況を変えようと選手たちが推薦したのが徳元くんでした。

糸満 徳元武晃 主将「部員が92人と多いので意見が上手くかみ合わずまとめるのが大変だった」
離れてしまったチームの心をどうまとめればいいのか?悩んだ末に徳元くんが動きました。
糸満 徳元武晃 主将「そんな時に3年生が中心となってミーティングを開き、1人1人の意見を尊重して全員が発言できるよう心がけた」「秋の大会で負けてからミーティングによって全体の練習に対する意識や1プレーへの意識が変わってきた」
日々のミーティングと徳元くんのひたむきな姿が離れていた仲間たちの心を再びひとつにします。
糸満 金城惺也 選手「チームのムードが落ちている時に1人ひとりに声をかけていて、いいキャプテンシーを発揮している」
糸満 仲間大登 選手「武晃はチームのことを最優先に考えて頼りがいがあるし尊敬している」「今まで武晃に全部任せっきりなのでこの夏はもっと武晃を支えてあげるようにしたい」
仲間からの信頼も厚い徳元くん。その成長を見守っていたのが就任7年目の真玉橋元博(まだんばし・もとひろ)監督です。

糸満 真玉橋元博 監督「徳元には期待していたし選手たちに一目置かれている存在」「キャプテンが声をかけて集まってミーティングをしたり成長を感じる」
真玉橋監督は2010年に嘉手納を春の甲子園に導いた名将。そして糸満を率いる夏は今年が最後。その指導は選手たちの心にも深く刻まれています。
糸満 徳元武晃 主将「試合に負けたり自分たちがうまくいかなかった時『お前たちならできる』と言葉をかけられたのがうれしかった」

糸満 仲間大登 選手「グラウンドに立てることの感謝の気持ちや自立の面で教わった」「今度は自分たちが甲子園に連れていって甲子園で勝てるチームになって優勝したい」
糸満 真玉橋元博 監督「ありがたい」「僕のほうが選手たちを甲子園に連れていきたい」
頼れる主将のもと心をひとつにした最後の夏!最高の監督とともに夢の甲子園へ!
糸満 金城惺也 選手「どこでも実力を出しいい流れができるプレーで一戦一戦 戦って最後は優勝までいきたい」
糸満 仲間大登 選手「1年間レベルアップした姿を見せられるよう夏は頑張る」
糸満 徳元武晃 主将「最後の夏なので全員で同じ方向を向いて目標の甲子園をめざして一戦必勝で頑張りたい」
集合「甲子園行くぞ!オー!」

徳元くんの言葉と行動がチームをひとつにしているのが伝わってきましたね。糸満高校は初戦で辺士名と対戦します。
「めざせ甲子園」あすはエナジックです。







































