沖縄の今を見つめる「IMAGINおきなわ」です。先月から10回にわたってQABで放送されたミニ番組「しまのうた」出演したアーティストたちによるライブイベントが行われました。それぞれの島で昔から歌い継がれてきた歌からアーティストたちが感じ取ったこととは。
てんとぅんてん Teechi
口ずさみたくなるメロディー、この歌のもととなったのは。
1月19日放送 ましゅんく節「まんしゅんくと なびと 見比べて見ればヨうねすぃくてんとぅんてん」

昔から歌い継がれてきた伊江島の歌なんです。
2月21日ライブ Teechi Masakiさん「辛いことや楽しいこと、いろんなことあったと思うんですけど、そういうのを歌にしてみんなで元気よく楽しんでいこうというのを僕たちは感じてその気持ちを歌にした」
全10回にわたって放送されたミニ番組「しまのうた」若手アーティストが、沖縄各地に点在する歌碑を訪れ、地元の人たちに歴史や文化を教えてもらいながら新たな音楽を生み出しました。
2月2日放送 とうがにあやぐ「大世照らし居す まてぃだだき 国ぬ国々 島ぬ島々」「めっちゃ感動」

宮古島では、新たな門出に大切に歌われてきた「とうがにあやぐ」に触れ、その思いを宮古の太陽に重ねた音楽が生まれました。
MATIDA 稲嶺幸乃さん「まてぃだだき 国ぬ国々、島ぬ島々 てぃりゃあがり」
MATIDA 稲嶺幸乃さん(2月21日ライブ)「継承していきたくて、大切にしている曲なんだろうなっていうのが、ガーンって入ってきて」「パワーをいただいて勝手に涙も出てきました」

1月28日放送 与那国では、重税に苦しめられながらも強く生きた人々の歴史が詰まった「とぐる岳節」に出会い優しく吹く風に思いを乗せました。
島風 友利あゆ(2月21日ライブ)「うみかでぃが吹く この島で 行かねばならぬあの島で真っ直ぐな道へ進めよと帰って来いよと母の声」

2月16日放送 「安里屋ゆんた」が生まれた竹富島には、富や名声にとらわれず意志を貫いた女性・クヤマの心が息づいていました。
Kuyama feat.Serika(2月21日ライブ)「溢れるこの思い何処へゆくだろう 癒えないこの心誰かじゃ溶かせないだろう」
ひやみかち節(去年11月今帰仁村)SNSで「沖縄方言で歌ってみた」シリーズなどを発信するシンガーrainさんと、沖縄音楽の専門家530さんは「ひやみかち節」の歌碑を訪れました。

歌碑に携わった大城茂樹さん 特集1月21日放送「戦争で痛めつけられるだけ痛めつけられて、それでも立ち上がれと」
沖縄移民の中心的な存在で沖縄戦で傷ついた人々を元気づけようとした平良新助の思いに触れたrainさん、新たな歌に祈りを込めました。
ヒヤミカチ節~祈り~rain,530「雨濡らした土を踏み締めた 今日を越えようと祈りながら やさしい歌が歌えない日も 明日を胸に抱くの七転で転で ひやみかち起きて 我したくぬ沖縄 世界に知らさ」
rainさん「優しくなれない日でも、前に進もうよっていうふうな解釈に変えたという感じですね」

530さん「皆さんも歌う演じる、こういうのって平和じゃないとできない」「太平洋戦争、沖縄戦、大変でしたけれども、ニ度とありませんようにという祈りでもある」
観客「最高でした。一人ひとりの良さがとても伝わって興奮しました」
観客「島の言葉を話さない普通の会話ですらままならない時代に、しまくとぅばの大切さとか、自分たちの生まれてきた歴史を痛感できるようなイベントでした」

観客「しまくとぅばになじみが普段ないので、勉強したいなって思って、すごく来れてよかったです」
アーティストたちは歌の根っこを支える島の言葉についても感じ方が変わったと話します。
MATIDA 稲嶺幸乃さん「思っている以上に、もっともっと美しいんだなという深さ」「きれいな言葉を勉強して、つなげていけたらなと思いました」
Teechi Gakuさん「オジーオバーが話すのも半分くらいも分からなかったり、そういう世代になってしまっていて、でもこうして歌碑をまわるなかで大事にしなきゃいけない、音楽を発信する側としてより大切にしていって、音楽にも取り込んでいけたらいいなと痛感しました」

島の人たちの人生が凝縮されたしまのうた、先人たちが込めた思いは新たな音楽となって未来へ歌い継がれていきます。
歌になると肩肘張らずにしまくとぅばの響きを楽しめますね、若手アーティストたちの歌を聞いて「この歌の元となっている歌はどんなものなんだろう」と、それぞれの島の歴史や歌、言葉に興味を持ってくれる人が増えるといいですね。
ミニ番組「しまのうた」は、QABのYouTubeで配信されています。ぜひご覧ください。







































