今週から放送が始まった「しまのうた」。島に古くから伝わる歌を紐解き、新たに歌を生み出すミニ番組です。
歌の歴史や込められた思いに向き合うアーティストの姿に密着しました!沖縄で遥か昔から歌い継がれてきた、民謡や琉歌。聞いたことはあっても…その意味を知っていますか?
うるま市20代「(Qひやみかち節は?)ひやみかしてるってことじゃないですかね~」
那覇市10代「聞いたことはあります」「(Q音楽の時間では?)あまり習わない」
那覇市30代「意味はあまり気にしたことなかった」
知っているようで知られていない「しまのうた」の魅力を、多くの人に届けようと5組のアーティストが、沖縄本島や離島にある歌碑を訪れ地元の人たちに歴史や文化を教えてもらいながら新たな音楽を制作。島の日常を彩ってきた「歌」を紐解きます!
「しまのうた」をアレンジするアーティストのひとり、北谷町出身でユーチューバーでもあるRainさん。
ローカルネタ満載の「沖縄方言すぎる白雪姫」や「沖縄方言で歌ってみた」といった動画が人々の心を掴み話題に。今や様々なCMに引っ張りだこです。しまくとぅばに興味を持ったきっかけは…
Rainさん「祖母が親戚と話しているときに、英語しゃべってます?というくらいウチナーグチがすごくて。それがとんでもなくかっこいいなと思って。私もこんな風にしゃべってみたいと思ったのが興味を持ったきっかけ。ペラペラしゃべれないけど歌詞ならいける」
今回は、沖縄音楽の専門家、助っ人のゴサマルさんと一緒に今帰仁村にある「ひやみかち節」の歌碑を訪れました。
「ひや、ひや、ひやひやひや♪~」
この歌碑の建立に携わった大城さんにその歌の意味を教えてもらいました。
大城茂樹さん「ななくるびくるでぃ ひやみかち うきて わした このうちなーしけーに しらさ」
Rainさん「七回転んでもひやっ!と起き上がって私たちのこの沖縄、世界に知らせようぜ!」
大城茂樹さん「あたり!」
この歌詞のもとになったのは、沖縄からハワイに渡り移民を支え、戦後復興に尽力した平良新助の琉歌。沖縄戦で全てを失ったうちなーんちゅを励ましたいという思いが込められています。
大城さん「戦争で痛めつけるだけ痛めつけられてそれでも立ち上がれと。小さな島の発想ではなくて世界的な発想で沖縄を知らせようと」
Rainさん「世界に知らせようってなかなか歌詞に出てくるイメージはない」
530(ゴサマル)さん「世界で出た平良新助さんだからこそ作れた琉歌」
この「ひやみかち節」がアレンジされることについて、大城さんは…
大城さん「もう楽しみにしています」
Rainさん「大城さんからいっぱいパワーもいただいたので音楽に変えていけたらと思います」
大城さん「姿形は変わっても思いは世界に知らせてほしい」
沖縄市の老人ホームにも「ひやみかち節」の歌碑が。作曲した山内盛彬が晩年を過ごした場所で2番、3番の歌詞も刻まれています。そこには、気になる言葉も…
Rainさん「なんで?琉歌の中に横文字って入っていいの?」
この歌をどのように表現するのか…
それから2カ月。遂にアレンジした曲が完成!収録に臨みます。様々な楽曲を歌ってきたRainさんにとって、初めての作詞作曲。歌に込められた思いに真摯に向き合いました。
Rainさん「しんどかったりつらかったりする現実を見てそのうえで前に進みたい。前に進む先に世界とか海とかが広いものがある。そこへの祈りなんじゃないかなと捉えました」
Rainさんが歌う「ひやみかち節」…特別にちょっとだけお聞きください!
「ななくるび~…しけーにしらさ」
Rainさん「新しい自分が見られた素晴らしい経験になったなと思います」
530(ゴサマル)さん「世界で出た平良新助さんだからこそ作れた琉歌」
Rainさんは番組を通して、しまのうたを身近に感じてほしいと話しています。
Rainさん「こうやって歌碑をめぐって見てみたときに結構身近だなというか、作った方の考え方とか歌に至るまでのこととかって共感できることもいっぱいある。気軽に興味深く見てほしいなと思います」
アーティストたちが、新たな「しまのうた」でつなぐ、歴史や人々の思い。これまで人々の心を癒し、元気づけてきた歌がどのように生まれ変わるのか?その魅力を感じてみてください。きょうが2回目の放送です。番組内でQRコードを読み取ってデジタルスタンプを集めるとスペシャルイベントに参加できます。
ミニ番組「しまのうた」は、毎週月曜日と水曜日、午後6時55分からの放送です。ぜひご覧ください。












































