#216「葬送文化」

#216「葬送文化」

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今週は葬送文化を長年伝え続ける取り組みを紹介します。
八重瀬町にある当銘・小城の両地区は共同で龕(がん)を管理しています。
龕とは故人の棺を載せて墓まで運ぶ輿のことで、現在の霊柩車のような役割を果たす葬具。190年以上前に琉球王府から拝領し、毎年旧暦の8月10日に供養しています。2009年には沖縄県指定有形民俗文化財にもなりました。
龕の供養を通して、集落の一致団結、龕を通した形の中で豊年祭をやっていて、今後も次世代へ承継していきます。
これからも地域で守る文化財管理を通して、保存と継承のたねをまき続けます。