首里「64年前の甲子園に挑んだ首里高校」

首里「64年前の甲子園に挑んだ首里高校」

今年も球児たちの熱い夏がやってきます。「めざせ甲子園!」です。沖縄大会は来月18日に開幕、およそ1カ月に渡って熱戦が続きます。

本土復帰50年の今年、学校紹介のスタートを飾るのは64年前に県勢として初めて甲子園に出場した首里高校です。2年前から続くコロナ禍で最も練習できない日々を過ごした3年生たち。それでも逆境にめげず、絆を深めています。

1958年の夏、県勢として初めて甲子園の土を踏んだ首里高校野球部。沖縄がアメリカの統治下にあった当時、植物検疫法で持ち帰ることが許されなかった甲子園の土は海に捨てられ、後に客室乗務員が学校に小石を送ったエピソードは今も語り継がれています。

特別な歴史を持つチームにとっても本土復帰50年の今年は大きな節目です。