九州高校野球大会2025・県代表2校とも初戦突破

九州高校野球大会2025・県代表2校とも初戦突破

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続いてはスポーツ。きょうは山城アナウンサーです。山城アナウンサー「お伝えします!まずは、高校野球です。来年春のセンバツ甲子園へとつながる秋の九州大会がおととい宮崎県で開幕し、県代表の沖縄尚学と日本ウェルネス沖縄がそろって初戦を突破しました!現地から戸田アナウンサーのリポートです」

戸田アナウンサー「来年の選抜甲子園をめざす九州大会が、ここ宮崎で開幕します!」

ボール1つで熱戦!ベースボール5!

おととい開幕した九州高校野球大会、九州・沖縄 各県の代表16校が出場し九州の頂点をめざします。沖縄からは沖縄尚学と日本ウェルネス沖縄が初戦に臨みました。

ボール1つで熱戦!ベースボール5!

ウェルネスは今年の夏の甲子園出場校「明豊」と対戦。

両チーム無得点のまま迎えた5回、ウェルネスはノーアウト1・2塁のピンチを背負うと、エラーで先制を許すなど、この回3点を失います。その後1点を返すも、2点ビハインドで迎えた9回、後がないウェルネスは2アウト1・2塁で、この日の先発、長山 武蔵(ながやま むさし)。

ウェルネス1 長山武蔵 選手「自分の後悔のない打席にしたいと思って」「終わってもいいから振り抜こうと思った」

九州高校野球大会2025・県代表2校とも初戦突破

センターへのタイムリー!1点を返すと、ワイルドピッチの間に3塁ランナーが帰り、土壇場で同点に追いつきます。

勝負はノーアウト1・2塁から始まる延長タイブレークへ、1点を勝ち越したウェルネスは、なおも満塁で9番 途中出場の中村 凉聖(なかむら りょうせい)。走者一掃のタイムリー3ベース!逆転勝利を掴んだウェルネスが準々決勝進出を決めました。

九州高校野球大会2025・県代表2校とも初戦突破

ウェルネス 142球完投1 長山 武蔵 選手「自分たちの自信のある守備にエラーが出てしまった」「次の熊本工業戦に向けて見直していきたい」「絶対に気持ちで負けないように戦って行きたい」

2年連続センバツ出場を目指す夏の王者沖縄尚学は熊本代表・有明と対戦。沖尚は3回、1アウト1・3塁で5番慶留間大武(けるま だん)、セカンドゴロの間に1点を先制します

投げては甲子園で成長を遂げた先発の新垣有絃が6イニングで打たれたヒットはわずか1本と好投を見せます。

九州高校野球大会2025・県代表2校とも初戦突破

7回からマウンドを任されたのはエース末吉良丞。7回・8回と三者凡退に抑えますが、迎えた9回、2本のヒットなどで1アウト満塁。一打逆転サヨナラのピンチを迎えます。しかし、続く5番打者から三振を奪い2アウト。最後のバッターをサードゴロに打ち取りゲームセット!甲子園を沸かせた2枚看板が1点を守り抜き、沖尚もベスト8進出を決めました。

沖縄尚学 2年2 山川 大雅 選手「初戦は厳しい入りになると分かっていた」「相手に追い詰められたが」「最後まで粘り強く勝ちきれてよかった」「(準々決勝も)しっかり守り切ってワンチャンスをものにできるように頑張る」

九州高校野球大会2025・県代表2校とも初戦突破

県代表2校とも初戦突破し、あす、大一番となる準々決勝に臨みます。

ウェルネスは熊本県1位の「熊本工業」と、沖縄尚学はあす鹿児島県1位で今年夏の甲子園にも出場した「神村学園」と対戦します。この試合に勝利すると来年春の選抜出場の一つの目安となるベスト4です。どちらも強豪相手ですが、勝利の吉報を期待しましょう!