先週開幕したBリーグ、開幕戦まさかの連敗スタート。そして、東アジアスーパーリーグも台湾のチームに敗れ、今シーズンまだ勝ち星のない琉球ゴールデンキングス。
おととい、きのうと、アルバルク東京を沖縄サントリーアリーナに迎えての連戦となりました。
お互いにBリーグ開幕戦で2連敗。今シーズン初勝利を目指す両チーム、これ以上ホームでの連敗を避けたいキングスは、岸本隆一(きしもと・りゅういち)が連続3Pでチームに勢いをもたらすと、佐土原遼も、ゴール下でファールを受けながらシュートを決めるなど28対16、キングス12点リードで第1Qを終えます。
続く第2Qには平良彰吾!持ち味のディフェンスでで沖縄サントリーアリーナを沸かせます。オフェンスでは佐土原が、パスをカットすると自らシュート!新戦力も存在感を発揮するなど、キングスは選手の個性を生かしたバランスの良い攻撃で点差を広げて前半を終えます。
しかし後半に入ると、このプレーで脇真大(わき・まさひろ)がコートに倒れこみます。翌日には、右手の骨折と発表され、暗雲が立ち込めます。それでもキングスはチーム一丸となってゴールを守ります。今季初勝利に向けベンチからの桶谷ヘッドコーチの指示も熱を帯びる中、平良彰吾!オフェンスでも見せて流れを引き戻します。
最終Qでも、ディフェンスでも、キャプテン小野寺祥太(おのでら・しょうた)が要所で相手を抑え込み、流れを渡しません。キングスは開幕2連敗と苦しみましたがこの試合では83対68と快勝!今シーズン初勝利を納めました!
そして試合後、勝利に沸く会場で小野寺選手がコメントを求められると、平良彰吾選手を誘います。
小野寺祥太選手「今日も応援ありがとうございました。僕ではないと思うんですけどね、流れを作ったのは。こうやって、チームに流れを持ってこれてよかったなと思います。どうですか?彰吾選手」
平良彰吾選手「祥太さんも含めて、チーム全体でディフェンスできたので明日もディフェンスから良いゲームできるように頑張っていきます」
桶谷HC「やっと勝てた。ちょっと安心した。また明日よろしくお願いします」
初勝利で勢いづいたキングスはきのうのゲーム、佐土原が移籍後初の3Pとなるブザービーターを沈めるなど、攻守にわたり歯車がかみ合い始めてきたキングス、2連勝を飾りました。
キングスはアウェイで、滋賀、秋田と戦い、次のホーム戦は22日、EASLの試合でメラルコ・ボルツと対戦します。