シリーズでお伝えしています「たどる記憶つなぐ平和」です。当時6歳で沖縄戦を体験し家族を失った悲しみを抱えながらも、次世代へ戦争の悲惨さと平和について訴える男性を取材しました。
児童「出てこい」「出てこないと撃つぞ」
薄暗いガマの中で沖縄戦当時の住民とアメリカ兵に扮する子どもたち戦後80年たった今、なぜこんなことをしているのか、そこにはある理由があります。
喜舎場さん「子供たちがやることによって、さらにまたそういうあれ(戦争の悲惨さ) 経験できるんじゃないかなと思ってですね」
戦争を知らない世代が多くなる中「もう2度とあの戦争を繰り返さない」と自身が体験した辛い記憶をたどりながら、子ども達へ継承のバトンを託します。