戦後80年となり沖縄戦の次世代への継承や平和教育について様々な課題が浮き彫りになっています。戦争を繰り返さないために、私たちはどう沖縄戦と向き合わなければならないのかを考えます。
沖縄戦の語り部 翁長安子さん「(従軍した郷土部隊の)永岡隊長が安子死ぬな、君たちは若い、生きてこんな戦があったことを語ってくれ」「ぜひ投降してくれという諭され、いま私は生かされております」
沖縄戦から80年で体験者が少なくなるなか、様々な場面で行われている実相の継承。しかし、その取り組みについて多くの課題がみえてきています。
沖縄歴史教育研究会 新城俊昭さん「意識は高いけど知識は低いというのが30年間ずっとなんですね、ただ知識もちょっとずつ高くなっている」「(子どもたちが)学ぶ時間が足りない」
今月、教育関係者からなる「沖縄歴史教育研究会」が、沖縄戦などへの認識を把握するために県内の60校の高校2年生1642人に実施したアンケートの結果を発表しました。