離島が抱える深刻な”人材不足” 支援する企業から出向した職員に密着!

離島が抱える深刻な”人材不足” 支援する企業から出向した職員に密着!

特集です。深刻な職員不足が続く渡名喜村の役場に今回、民間企業の従業員3人が出向しました。離島の抱える課題解決を支援する企業の取り組みと、実際に妻と生まれたばかりの子どもと3人で移住した職員を取材しました。
「人事異動通知書 翁長良樹渡名喜村職員に現任する総務課企画係に補す宜しくお願いします」
先月1日、渡名喜村長から辞令交付書を受け取った一人の男性。沖縄銀行から村に出向した、翁長良樹(おなが・よしき)さんです。
翁長さん「がんばっていこうという気持ちにはなっているところではございます」
今回、翁長さんのほかに沖縄銀行から2人の職員が渡名喜村へ出向して来ました。辞令交付式が終わると息つく間もなく、これから、翁長さんが担う業務を先輩の職員から引継ぎます。翁長さんは、総務課企画係に配属が決まり、業務は主に移住・定住希望者の相談や公園の草刈りの委託の業務など住民の生活に直結するような職務を行います。