シリーズ、たどる記憶つなぐ平和です。沖縄戦では、県内21の学校に在籍してた14歳から19歳までの生徒が学徒隊として戦場に駆り出され、半数近いおよそ2000人が命を落としました。
このうち、通信隊として動員された首里高校の前身、県立旧制第一中学校の2年生。生徒たちの最期の地とされる場所がことし、46年ぶりに確認されました。
「私たち同窓会としましても、この場所を特定しなくちゃいけないと思いながらも、戦後80年を迎えるに至って」「47年目にこういう形で特定できたことは、大変、友の会の仲村さんたちのご苦労だったと思います」
沖縄戦最後の激戦地、糸満市摩文仁。切り立った崖の間を下りた場所で、先月、慰霊祭が行われました。
ここは、沖縄戦で通信隊として動員された首里高校の前身、旧制県立第一中学校の生徒たちが命を落とした最期の地とされる場所です。