続いては特集です。去年、沖縄にルーツを持つ日系アメリカ人が国から勲章を授与されました。その人がこの方、ポール・ナカソネ氏です。元アメリカ軍のサイバー軍司令官、そして、アメリカの「NSA・国家安全保障局」の長官を務めました。
今回、QABでは、ナカソネ氏に単独インタビューを行い、本人のルーツや自身が携わってきたサイバー脅威と沖縄への影響を伺いました。
ここからは、取材した、メカラー・クラフト・ジュリア記者です。
メカラー・クラフト・ジュリア記者「ポール・ナカソネ氏の祖父母は、1910年代に沖縄からハワイへ移住しました。特に祖母は、写真のみで相手と結婚が成立する、いわゆる「写真花嫁」として、一度も会ったことのない相手と結婚するためにアメリカへ渡りました」
「当時、沖縄や日本から多くの女性が、写真だけを頼りに遠く離れた地へ渡り、新天地で生活を築いていきました。ナカソネ氏は、自らのルーツについてこう語っています」