首里城再建の過程と復興への思いを伝える「週刊・首里城」です。2026年秋の再建を目指す正殿では来週、瓦葺き作業が行われます。その前に重要な作業の一つ土居葺きと呼ばれる雨水対策が始まっています。
今週首里城で行われていたのは屋根の「土居葺き」トントンと音を立てることから「トントン葺き」とも呼ばれ正殿の再建に欠かせない工程の一つです。
児島工務店道繁康職長『(火災で)すごい本当に切なくなって、美しいあの首里城をまた見たいと思っていたんです、その時は呆然としていたんですけど』こう話すのは、土居葺き作業を指揮する道繁康さんです。
2026年秋の完成を目指す首里城正殿。5月には屋根や軒回りの木工事が一区切り。建物の悠久の安泰を願う工匠式も執り行われ、着々と在りし日の姿が蘇えろうとしています。
児島工務店道繁康職長『土居葺きとは、瓦から雨水が漏れたり雨水を建物内部に侵入させないための板葺きの工法です』