IMAGINEおきなわ#65 戦争体験者の道のりを辿るフィールドワーク

IMAGINEおきなわ#65 戦争体験者の道のりを辿るフィールドワーク

今を生きる私たちが沖縄の未来を見ていくシリーズ「IMAGINEおきなわ」です。
先日、那覇市で戦争体験者から話を聞き実際に体験者が辿った道のりを歩くことで、平和について考える取り組みが行われました。沖縄戦から今年で79年。「生きて、こんな戦(いくさ)があったことを語ってくれ」と上官から託された元学徒の女性が、参加者で前に語ったこととは?
「このお寺をリニューアルするときに、永岡隊の壕があった場所を残すために、あそこに石がありますよね、あの石は壕のあった場所の石です」
沖縄戦の語り部ガイドが、案内するのは那覇市首里にある「安国寺(あんこくじ)」。この寺には、当時、地元の人で結成された部隊・永岡隊が展開し、首里城にあった旧日本軍の司令部を守ってました。
翁長安子さん「私は志願して、お姉さんたちは皆、18歳19歳、二十歳くらいのお姉さんでした。そのなかに15歳の女の子が一緒に永岡隊に入隊しました。」