政府が南西シフトとして進める自衛隊配備、有事の問題などを考える「沖縄と自衛隊」。うるま市の自衛隊訓練場計画を取り上げます。石川地域では自治会などが計画に反対したほか、県や市も白紙撤回を求めるようになりました。これまでの自衛隊配備計画の中でもとりわけ強い反発が生じているようにも見えますが、要因は何なのか検証します。
先月の20日、うるま市の石川会館で行われた訓練場建設に反対する市民集会。およそ千人収容のホールに入りきれないほどの人が集まり、親子連れや若者、お年寄りなどあらゆる世代が参加しました。
参加者「私が小学校1年の時に(宮森小の)ジェット機墜落事故も体験している。やはりそれがあると不安な部分、いまでも不安は抱えています」「戦争は嫌なので。それに加担する基地は反対」
政府が南西シフトで自衛隊配備を進めてきた中、なぜ、今回の計画は強い反発を生んだのでしょうか。
うるま市旭区・石川修自治会長「うるま市石川東山ゴルフ場跡地への陸上自衛隊訓練場整備計画を撤回することを強く要請します」