今を生きる私たちが50年先、100年先の沖縄の未来を見ていく「IMAGINEおきなわ」です。沖縄はかつお節の消費量が日本一で毎日の暮らしに欠かせないものの一つです。後継者不足で長く続いてきた店が暖簾を下ろすことが多くなってきた中、一度なくなった「かつお節」の味と香りを復活させて市場を活性化させようと奮闘する若者がいます。
上原壮介さん『かつお節の一番の出汁を市場に広がらせ、本当にかつお節の香りのよさと、おいしさと、これを伝え削りたてかつお節の提供はもちろんですが、出汁のおいしさ、香りを伝えるためにも料理試食会とかで伝え重要なかつお節屋になりたい』
かつお節のことを夢中になって話す姿が印象的な上原壮介さんは、那覇の飲食店街「栄町市場」にある『はいさい食品』の3代目です。はいさい食品は創業66年の老舗です、家族総出で切り盛りしています。
二女 山里光恵さん「大きいのはいま切られているのはない、またおいでね、もう1回お正月までにもう1回」「ありがとうございます」「ありがとうねーバイバイ」
3代目として店に立ち続ける上原さんには大きな目標があります。それは、「かつお節」で市場に賑わいをもたらすことです。