沖縄と自衛隊(18) 戦争のつくり方を学ぶ?

沖縄と自衛隊(18) 戦争のつくり方を学ぶ?

続いてはシリーズでお伝えしている「沖縄と自衛隊」です。戦争を批判的に捉えられるようになるためにも戦争が起きてしまう仕組みを理解したうえで平和に向かって動ける人材を一人でも多く生み出そうと教育の現場で奮闘するひとりの教員がいました。
琉球大学 山口剛史教授「確認してみよう。ゼレンスキー大統領は市民に対して何を求めていましたか?書かれてるところに傍線を引いてみて、お互い確認してみてください」
ロシア軍の侵攻が始まったその日、ゼレンスキー大統領が市民に向けて語った言葉に線を引く学生たち。ウクライナはその後、国民に対して総動員令を出して、侵攻してきたロシア兵に対しては銃を使用しても罪を問わないという法をつくりました。
琉球大学 山口剛史教授「ここで考えてみよう。あなたがウクライナ市民だったらこの大統領の呼びかけ、政府の政策に賛同しますか、しませんか。その理由も合わせて書いてみよう」
一斉にペンを走らせる学生たち。思い思いの考えを書いていきます。