#IMAGINEおきなわvol.41 「玉城青少年の家」建物に込めた思いをつなぐ

#IMAGINEおきなわvol.41 「玉城青少年の家」建物に込めた思いをつなぐ

今を生きる私たちが沖縄の未来を見ていくシリーズ「IMAGINEおきなわ」です。まずはこちらをご覧下さい。体育館のように見えますが天井がずいぶんと斜めに設計されています。
ちょっとバレーやバスケをするにはたいへんそうですね。どうしてこんな造りにしたんでしょうね?じつはこの建物は老朽化で取り壊しが決まっています。なくなってしまう前にその謎や設計に込められた思いを考えてみようという見学会が行われました。その様子をお伝えします。
南城市の高台に位置する「県立玉城青少年の家」2010年に条例で名称は変更されましたが、それ以前は「少年自然の家」という名前で親しまれていました。全国では1960年代の経済成長の中、子どもの居場所づくりがおざなりになってしまった反省により70年代から全国に建てられました。
玉城では1980年にオープンして小学生の自然体験学習や家族連れ団体などのキャンプや研修で、これまでのべ80万人が利用しました。
玉城青少年の家の敷地内には、すでに新たな宿泊棟が完成していて12月から営業を始めます。そして建設から43年余りたった古い施設は老朽化のため今年8月に休業して来年度までには取り壊されることになっています。