今を生きる私たちが、沖縄の未来を見ていくシリーズ「IMAGINEおきなわ」です。先週に続いて波照間島の特集です。前回、波照間の旧盆のようすをお伝えしました。今回は旧盆中日(ナカビ)に島をあげて行われる、波照間最大のお祭り「ムシャーマ」に密着しました。
波照間には、三柱(みはしら)のミルクがいらっしゃいます。そして、各集落のみんなは、自分のところのミルクさんが一番!チュラカーギーだと思っている、そうです(笑)
旧盆中日の波照間島で、島をあげてのお祭りがいよいよ始まります。まず司(ツカサ)代理のパナヌファ(神の子)と呼ばれる女性と公民館の役員による「始まりの儀式」が行われます。
続いて、ドラの音を合図に… 「ミチサネー」と呼ばれる仮装行列!島の人総出で様々なものに扮し、公民館目指して練り歩きます。
行列の先頭は「ブーバタ(大旗)」、続いて「実り」をあらわす「ナーリ」、そして…ミルクです。ミルクは波照間島では「結婚した女性」とイメージされています。