#IMAGINEおきなわ vol.23 平和劇 ~戦争の記憶・想像の壁~

#IMAGINEおきなわ vol.23 平和劇 ~戦争の記憶・想像の壁~

今を生きる私たちが沖縄の未来を考える「イマジンおきなわ」です。「慰霊の日」をあすに控え、「悲惨な戦争体験」をいかに語り継いでいくべきか考えます。
78年前の悲惨な沖縄戦を、役者が動いて見える形にした「平和劇」が記憶の継承という役割を果たすべく、試行錯誤を重ねながら作り上げられていて、話のモデルとなった男性が今回、初めて劇を見ました。
戦争体験者が口にする「想像を絶する惨状」に劇をどれだけ近づけられるのか。戦争を知らない世代の学びを止めない姿勢と、向き合う覚悟が今、問われています。
いつ死ぬかわからない恐怖に怯える息づかい。鬼気迫る表情。迫真に迫る役者の「演技」を通して、78年前の悲惨な戦争の記憶を伝える「平和劇」です。県内の中学生への平和学習にも使われる劇に、初めてモデルとなった体験者が招待されました。
大城勇一さん「沖縄戦の状況を演じるというのは、大変ありがたいです。感謝しています」