6回目のきょうは、障がいがある人たっちの進路や就職について考えます。「障がい者の雇用率が全国トップ」と聞くと沖縄は理解が進んでいると考えてしまいがちですが特別支援学校卒業したあとの実態を見てみると、「短期」や「有期」といった雇用形態え働ける期間が限られている場合が多くを占めています。
そのため、次のステップを踏み出す時に大きなハードルとなっています。習得した技術で長く働きたいという思いを持って特別支援学校をこの春に卒業する一人の生徒が就職という夢の実現に向けて奮闘する姿を追いました。
面談の様子「求人票を見ましたね、今回は正社員のフルタイムです。8時間勤務です。頑張れそうですか?」生徒「体験でやったので、頑張れる自信があります」
“働きたい”という意欲をにじませる生徒。南風原高等支援学校の3年生、比屋根琉希さんです。軽度の知的障がいがありますが、卒業後は、一般企業での就職を目指して日々取り組んでいます。
南風原高等支援学校3年 比屋根琉希さん「早く入社して生活費とか自分を育ててくれた家族への恩返しで何かしたいと思い、学校で頑張っております」