復帰50の物語 第46話 市場が見てきた世替わり

復帰50の物語 第46話 市場が見てきた世替わり

復帰について様々な角度から見つめ、考える企画「復帰50の物語」です。今回の舞台は、戦後「県民の台所」と呼ばれてきた第一牧志公設市場です。時代とともに移り変わる人々の様子を見続けてきました。
長嶺鮮魚店 長嶺次江さん「(那覇)市でもね、何カ所の市場があったんですけど、残ってるのはこの市場だけよ。この市場だけだから大事にしないと」
那覇の第一牧志公設市場。かつて「県民の台所」と呼ばれ、戦後、沖縄の食文化を支えてきた場所は、時代の変遷とともに、その姿を大きく変えてきました。
Q本土復帰後、市場は変わりましたか? みのる漬物店 津波古信子さん「あっさよ、大変、変わりましたよ」「お客さんがあれ、本土からどんどん入っていらっしゃるさーねー。それで、沖縄の人より本土のお客さんが多い」
本土復帰50年の今、ひとつの転換期を迎えた那覇のマチグワァーの光景と人々の声を記録しました。