シリーズでお送りしている復帰50の物語、きょうは、食卓にのぼるお米の移り変わりを通して、沖縄の本土復帰を見つめます。立ち上る湯気が、食欲をそそるお米。今、県内では様々な産地のおいしさを楽しむことができますが、ひと昔前は違いました。
県民は…
伊江島出身の男性(64)「昔はあまりおいしくはなかったね。東京行って初めてご飯食べたら、全然おいしさが違って、向こうの米はすごくおいしく感じた」
宮古島出身の女性(68)「(復帰前の米は)あまり味気なかった。芋のほうがいいです、今でも昔でも」
名護市出身の女性(80)「(復帰前のお米は)ホロホロしてね。この時は食べるのがないからおいしかったよ。それでもあたるかあたらないか」