現在、ホルムズ海峡が封鎖されていますが、今度はこれに代わる原油の輸送路として使われている海峡も封鎖になる可能性が出ています。原油価格はどうなってしまうのでしょうか。
■親イラン武装組織が宣言
フーシ派報道官 ヤヒヤ・サリー氏
「イエメン軍は『包囲には包囲で応じる』という原則に基づき、犯罪的なサウジアラビアに対する海上航行の禁止を宣言する」
中東イエメンを拠点とする新イラン武装組織「フーシ派」は長年、緊張状態にあるサウジアラビアへの報復として“海上封鎖”を宣言しました。
場所の詳細は明らかとなっていませんが、懸念となっているのは海上交通の要所「バブエルマンデブ海峡」の封鎖です。
野村総合研究所 エグゼクティブエコノミスト 木内登英さん
「特に日本にとっては非常に深刻な事態だと言える」
国内外の経済・金融情勢に詳しい野村総合研究所の木内登英さんは、その影響は大きいと分析します。
野村総合研究所 エグゼクティブエコノミスト 木内登英さん
「仮にバブエルマンデブ海峡が封鎖されて原油の輸出が止まると、世界の原油供給の7%程度が停止してしまう」
アメリカとイランによる攻撃の応酬が始まる前、原油などが通る海峡はマラッカ海峡が29.1%、ホルムズ海峡が26.2%、そしてバブエルマンデブ海峡は5.3%でした。
野村総合研究所 エグゼクティブエコノミスト 木内登英さん
「従来は5%ぐらいだったと思うが、戦争後はサウジアラビアがパイプラインで湾岸から紅海の西に運んでくるのが増えたので7%ぐらいとされている」
ホルムズ海峡を通るルートの代わりとして重要な位置にあったバブエルマンデブ海峡。
その封鎖は日本にとって大きな影響を与えると話します。
野村総合研究所 エグゼクティブエコノミスト 木内登英さん
「ホルムズ海峡が封鎖された後、政府は外交力を生かして代替ルートでの(原油)調達を進めていた。半分がアメリカ、半分が中東でおそらくほとんどがこの紅海ルート、バブエルマンデブ海峡を通じて輸入しているものだったと思う。仮にそれが止まると、今、日本が調達している原油の半分が一気になくなってしまう可能性がある」
再び原油高騰なども懸念されます。
野村総合研究所 エグゼクティブエコノミスト 木内登英さん
「将来、原油が十分に調達できなくなるという不安で、企業が石油関連製品の減産に強める可能性がある」
This programme includes material which is copyright of Reuters Limited and
other material which is copyright of Cable News Network LP, LLLP (CNN) and
which may be captioned in each text. All rights reserved.







































