ホルムズ海峡で事実上の封鎖が続いていることによる燃料代の高騰を受け、旧正月「ソンクラーン」に入ったタイの観光地では深刻な影響が出ています。
日本のゴールデンウィークに先立ち、タイでは13日から伝統の水かけ祭りで知られる旧正月「ソンクラーン」の連休に入りました。
この連休中には例年、世界各国から60万人以上の観光客が訪れますが、タイ第二の都市・チェンマイでは今年は燃料代の高騰で至るところに深刻な影響が出ています。
Hotel Mチェンマイ セールスマネージャー
「予約は40%減少しています。特に以前あったヨーロッパや中東からの団体客は完全になくなりました。今年のソンクラーンは非常に厳しい状況です」
例年、ソンクラーンの時期は客室の稼働率が90%を超えていたといいますが、燃料代高騰の影響で予約数が減ったほか、航空機が飛ばないなどの影響もあり、予約のキャンセルが相次いでいます。
乗り合いタクシー ソンテウの運転手
「最近はお客さんが少なく、ディーゼル燃料代もとても高い。燃料費を稼ぐために運転している気がする」
チェンマイ名物の赤い乗り合いタクシー「ソンテウ」。訪れる観光客が少ないうえ、燃料代が利益を大きく圧迫しています。
乗り合いタクシー ソンテウの運転手
「(Q.きょうの売り上げは?)きょうは300バーツ(約1500円)分。ディーゼル燃料を入れたが稼げたのは100バーツ(約500円)だけだった」
さらに、別の名産品にも。
日本人にも人気のあるセラドン焼きの工場。中東情勢の影響はこちらにも出始める可能性があるということです。
Siam Celadon アヌシットGM
「高温での焼成が必要なので、ここでは主にガスをエネルギーとして使っています。平均して週にガスボンベを3、4本使用します」
チェンマイを代表する伝統的な陶器を作るには大量のガスが必要です。
今後、ガス燃料の価格も上昇する懸念が出ています。
Siam Celadon アヌシットGM
「コストが大きく上昇すれば価格改定を検討せざるを得ない時が来るかもしれません」
パキスタンで行われた停戦交渉が合意に至らず、ホルムズ海峡の開放に向けた見通しもたたないなか、燃料高騰による影響は今後も各地で続くとみられます。
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