世界中が注目しています。日本時間の午前10時からアメリカ・トランプ大統領がイランへの攻撃に関して国民向けの重要演説を行います。停戦を巡って言葉の応酬が続くなか、事態が収束するかは不透明な情勢です。
■「イランが停戦要請」主張
トランプ大統領のSNS(1日)
「イランの新政権の大統領は、前任者たちよりもはるかに過激ではなく、賢い人物です。つい先ほどアメリカに対し停戦を求めてきました」
1日、イラン側から「停戦」の要請があったと、SNSに投稿したトランプ大統領。
「ホルムズ海峡が開放され、自由で障害のない状態になった時点で停戦を検討するつもりです」
ただ、イランの外務省報道官は、すぐさま停戦は「虚偽だ」と否定しました。
アメリカ・レビット報道官のSNS(先月31日)
「あすの夜(米時間)、イランに関する重要な最新情報を伝えるため、トランプ大統領が国民向けの演説を行います」
ホワイトハウスの報道官が予告した「重要な演説」。日本時間の午前10時からトランプ氏がアメリカ国民に対して直接語りかけます。
報道官の発表のおよそ2時間前、トランプ氏の発言には“変化”があらわれていました。
トランプ大統領
「私たちはイランを徹底的にたたいて、ならず者を一掃しました。(撤退は)おそらく2週間以内、長くても3週間でしょう」
「(Q.アメリカは2週間で戦争を終えると?)2~3週間で撤退します。続ける理由がありません」
トランプ氏が“泥沼化”を回避するため、一方的に勝利宣言をする可能性も指摘されています。
イランのアラグチ外相はこのようにコメントしています。
イラン・アラグチ外相(アルジャジーラのインタビュー)
「敵がどのような時間軸を設定しようと関係ありません」
イランは少なくとも6カ月の戦闘に備えていると語りました。
■「NATO離脱」検討表明か
ホルムズ海峡を巡っては、同盟国との間に“亀裂”も生じています。
トランプ氏が「何が起ころうとアメリカは関与しない」と語る一方で…。
イギリス・スターマー首相
「今週後半に(英国の)外相が(35カ国による)初会合を主催します」
イギリスのスターマー首相は、ホルムズ海峡の運航再開に向け日本を含む35カ国による会合を開催すると発表しました。
トランプ氏はイギリスメディアに対し、NATOを「張り子の虎」と表現したうえで「NATOからの離脱を真剣に検討している」と語りました。(1日 英テレグラフ)
ロイター通信はトランプ氏が、午前10時から始まる演説でNATO離脱の検討を表明する意向だと伝えています。
(2026年4月2日放送分より)
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