イラン最高指導者ハメネイ師の殺害計画は長年の諜報(ちょうほう)活動を頼りに実行に移されました。イスラエルの対外諜報機関「モサド」で最高幹部を務めた男性がANNの単独取材に応じ、その一端を語りました。
元モサド副長官 ラム・ベンバラク氏
「モサドでの経歴を話してほしいのですか?ご存じの通り、これは話さないことになっている。でも、私はモサドで34年間務め、人生の大半をテロとイラン対処に費やした」
かつて核開発を阻止する任務に就き、モサドで副長官も務めたベンバラク氏です。
詳しいことは答えられないと前置きをしたうえで、ハメネイ師殺害に向けてモサドが長期間に渡って諜報活動をしてきたと明かしました。
ベンバラク氏
「独自の方法があって、時には諜報員で、時にはサイバー攻撃で、時にはカメラで…。何カ月も、何カ月も準備をします。私たちはハメネイ師がどこに行くかを知っている。数カ月にわたって計画を立てるが、彼が期待通りに行動するかは分からない」
この証言を裏付けるように、イギリスのフィナンシャル・タイムズなどは、イスラエルが数年前からイランの首都テヘランに設置された監視カメラをハッキングし、ハメネイ師の動向を分析していたと伝えています。
計画決行の日には、ハメネイ師や高官らが予定通り会議を開催することを確認し、警備要員に電話がかかっても通話中かのように装う妨害工作が実施されたといいます。
戦闘が長期化する懸念が高まるなか、イスラエルは防空システムの8割を破壊し、「制空権をほぼ獲得した」と主張しています。
ベンバラク氏は、制空権を獲得するためにミサイルの発射拠点の位置などモサドの情報が役立ったと語ります。
ベンバラク氏
「イラン全域でどこに配置されているか確認するために多くの情報を収集している。レーダーを確認して段階的に爆撃し、ミサイルを爆撃し、一歩ずつ前進する」
今後の見通しについては、こう述べました。
ベンバラク氏
「イラン国民が行動を起こせば戦闘は短くなるが、何も起こさなければ残念だがイランは非常に弱体化はするが、政権は存続する」
This programme includes material which is copyright of Reuters Limited and
other material which is copyright of Cable News Network LP, LLLP (CNN) and
which may be captioned in each text. All rights reserved.





































