警察官のなり手不足が深刻な問題となるなか、警察庁が魅力ややりがいを若者にアピールするための動画などを募集するコンテストを実施しました。
警察庁によりますと、全国の警察官の採用試験の受験者数はここ15年で約3分の1に減少していて、なり手不足が深刻な問題となっています。
こうしたなか、警察官の魅力ややりがいを若者にアピールするため、全国の都道府県警察から採用広報活動のための動画や漫画を募集するコンテストが開催され、26日に表彰式が行われました。
動画部門における警察庁長官賞には岡山県警の「警察官はやめておけ」という作品が選ばれました。
男性警察官がプロデュースしていて、50代の男性警察官と20代の女性警察官を親子に見立て、警察官である父親にあこがれて娘が警察官を志すという内容になっています。
娘
「お父さん、私、警察官になろうと思うんだけど」
父
「やめとけ、やめとけ」
娘
「何で?」
父
「他にもええ仕事はいっぺえあろうが」
娘
「じゃあ、お父さんは何で警察官やってるの」
父
「そりゃあ、誰かがやりゃにゃあいけめえが」
このコンテストは今年初めて開催され、警察庁の楠長官は「これまでにない採用広報活動を推進することを目的として実施した」としています。
警察庁 楠芳伸長官
「厳しい採用情勢は今後も続くものと見込まれ、将来の警察組織を担う優秀な人材を安定的に確保していくことは容易なことではないというふうに考えております。警察官としての職業の魅力を広く伝え、将来の警察組織を担う優秀な人材の確保につながることを心から期待をしております」
動画部門には132点、漫画部門には80点の応募があり、一部の作品は警察庁のウェブサイトなどに掲載され、全国の警察における採用広報活動に活用される予定です。




