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JR東日本の喜勢陽一社長は一連の輸送トラブルを謝罪し、宇都宮線で断線した架線の太さについて、基準値を大幅に下回る細さにすり減っていたと明らかにしました。
JR東日本 喜勢陽一社長
「今回の一連の輸送トラブルによりまして、ご利用になられている多くのお客様にご迷惑、ご不安、そしてまたご心配を現在でもお掛けしていることについて、鉄道事業者としてJR東日本のトップとして、心からおわびを申し上げます」
JR東日本の輸送トラブルを巡っては先月16日と30日に作業ミスと架線の断線によって停電が起き、山手線や京浜東北線、常磐線などで長時間にわたる運転見合わせが発生しました。
また、今月2日には京葉線八丁堀駅でエスカレーターから火が出て一時、運転見合わせとなり、8日深夜には宇都宮線で架線が断線し、17時間にわたって運転を見合わせるなど、約1カ月の間に立て続けに4件のトラブルが起きています。
また、宇都宮線で8日に切れた架線について、JR東日本の喜勢社長は10日の会見で、去年9月の点検では異常がないと判断していたものの、実際には交換が必要な太さである8.7ミリを半分以上も下回る4.1ミリにまですり減っていたと明らかにしました。
異常を見過ごしたのは人為的ミスだということです。
JR東日本は今後の対応として、摩耗が激しいとされる新幹線と在来線合わせて約9000カ所の架線の状態を今月13日までに再確認するとしています。
喜勢社長は今後の対策について、異常時の対応力の向上や技術社員の採用の増加、コロナ禍で縮小していた設備の維持管理に関わる修繕費の増額など6つの改善策を上げ、すべての業務を抜本的に見直し、安全安定輸送の強化を図るとしています。







































