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イランの核問題を巡るアメリカとの交渉が再開されるなか、イラン側はすべての制裁が解除されればウランの濃縮度を60%から薄める可能性を示唆しています。
イランの国営メディアによりますと、原子力庁のエスラミ長官は9日、記者団にアメリカとの協議について、高濃縮ウランを国外に移送するといった話題は議論されていないと述べました。
また、イランが保有するなかで最も高いとされる濃縮度60%のウランを薄める可能性を示唆しつつも「引き換えとしてすべての制裁が解除されるかに左右される」として、各国が課している金融制裁の解除を求めました。
アメリカのトランプ大統領が第1期政権時の2018年に核合意から離脱した後、イランはウランの濃縮度をそれまで保有していた20%から60%に引き上げると発表していました。
IAEA(国際原子力機関)によりますと、イランは60%濃縮ウランを約400キロ保有していて、「民間利用で、このレベルの濃縮をする正当な根拠はない」と指摘しています。
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