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日本でも深刻化する「フェイクニュース」。おととしのアメリカ大統領選挙の裏で150件を超える発言の検証にあたった団体は、真偽を見極めるには多様性が重要だと指摘しています。
アメリカのファクトチェック団体「ポリティファクト」で、15年にわたり調査を続けてきたルイ・ジェイコブソンさん。
専門家への取材や公的統計に基づき、政治家の発言を「真実」から「真っ赤な嘘」まで6段階で格付けしています。
ポリティファクト ルイ・ジェイコブソンさん
「2024年の大統領選は(誤情報が流布された)最大の選挙でした。トランプ氏が討論会でバンス氏(現副大統領)の発言を引用し、ハイチ系移民がペットの犬や猫を食べていると述べましたが、事実ではありませんでした」
団体は選挙期間中、候補者らの発言を検証した結果、両陣営ともに間違いや誇張を発信していた実態が浮かび上がりました。
特に注意すべきは「数値」と「実績」だとしています。
ルイ・ジェイコブソンさん
「数字に関する誇張はよくあることです。そして、もう一つは政治家や対立候補が何を行ったか、行わなかったか、という点です。引用される言葉の前後の文脈が省かれることが多いのです」
さらに正確さより「拡散の速さ」が優先されるSNSの現状を指摘し、情報の偏りに警鐘を鳴らします。
「自分の見解に合うからといって、真実と思い込まず、あえて自分と違う意見や、信頼できる複数のニュースソースにあたる『多様性』が重要」だとしています。
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