■海を“4時間”泳ぎ家族救う
波に揺れる救助隊のボートの先、かすかに人の姿のようなものが見えます。
先月30日、カヤックとパドルボードに乗っていた親子がオーストラリア西部の沖合に押し流されたのです。
その家族の命を救ったのが母親と弟、妹と一緒に流された13歳の少年です。
オースティン・アペルビー君
「絶対に乗り越えるんだって考えていた。でも同時に友だちのことも頭に浮かんでいた」
穏やかだった天候が急変し、家族が押し流されたのは沿岸から約4キロ先。
ボードはひっくり返り、オールもなくなり、追い詰められた母親は長男に助けを呼びに行くよう頼みました。
オースティン・アペルビー君
「とにかく泳ぎ続けたんだ。平泳ぎもクロールも背泳ぎもして。『機関車トーマス』のこととか、楽しいことで頭をいっぱいにしようとした。悪いことを考えると、もっと遠くに押し流されちゃいそうだったから」
そして、約4キロの距離を4時間かけて泳ぎ切ったのです。
オースティン・アペルビー君
「足が付くところまでたどり着いた時、そのまま倒れこんじゃったけど、その後、電話のあるところまで2キロを走らなきゃいけなかった」
47歳の母親と12歳の弟、8歳の妹が助け出された時、すでに海に出てから10時間近くが経っていました。
母親 ジョアン・アペルビーさん
「本当に信じられないくらいすごいことです。私も夫も息子を誇りに思います」
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