EU=ヨーロッパ連合とメルコスール=南米南部共同市場は自由貿易協定に署名しました。ヨーロッパと南米の経済的な結び付きが強化されます。
EU フォンデアライエン委員長
「私たちは世界最大の自由貿易圏を創り上げました」
17日、EUとメルコスールは自由貿易協定を柱とするパートナーシップ協定に署名しました。
メルコスールとは、1995年に関税撤廃などを目的として発足した関税同盟です。
ブラジルやアルゼンチンなどにより設立され、準加盟国を合わせると南米13カ国に上ります。
なお、ベネズエラも加盟国ですが、2016年12月に加盟資格停止を通知されています。
パラグアイの首都アスンシオンで署名式に参加したEUのフォンデアライエン委員長は「世界のGDP(国内総生産)のおよそ20%がここで取引されることになる」と巨大市場の誕生をアピールしました。
さらに、関税政策を進めるアメリカのトランプ政権を念頭に「我々は競争よりも協力を、分断よりもパートナーシップを選ぶ」と述べました。
この協定は新たな市場開拓を目指すEUが主導して25年以上交渉が行われ、今回の正式署名に至りました。
しかし、ヨーロッパの中では反対の立場を取る国もあります。
批准に必要な欧州議会の採決は今後行われますが、フランスなど一部の国は反発していて、今回の交渉が白紙に戻る可能性が残っています。
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