アメリカのトランプ政権が南米ベネズエラで軍事攻撃を実施し、マドゥロ大統領の身柄を拘束しました。トランプ大統領は政権移行まで当面の間、アメリカが国を運営する考えを示しました。
■トランプ政権 ベネズエラ軍事攻撃
拘束されたベネズエラのマドゥロ大統領。アメリカ海軍の強襲揚陸艦「イオージマ」に乗せられ、目隠しの黒いサングラスとヘッドホンを装着し、手錠をかけられた姿が公開されました。その後、マドゥロ大統領はヘリで移送。車で麻薬取締局へ向かいました。
ベネズエラ マドゥロ大統領
「グッドナイトでいいんだよね?グッドナイト。ハッピーニューイヤー」
両脇を抱えられながらサンダル姿でゆっくりと歩くマドゥロ大統領。指紋の採取などが行われました。
複数のアメリカメディアは関係筋の話として、マドゥロ大統領が現地時間の5日にニューヨークの連邦地裁に出廷する見通しだと伝えています。
2026年、世界は今、新たな緊張の時代へと踏み出したのでしょうか。
トランプ政権は3日未明、南米ベネズエラの首都カラカスに大規模な軍事攻撃を行いました。アメリカ軍は150機以上の軍用機を投入。アメリカのメディアによりますと、軍関係者や民間人を含む少なくとも40人が死亡しました。
そして、特殊部隊がマドゥロ大統領の邸宅を襲撃。就寝中だった大統領夫妻を拘束しました。
アメリカ トランプ大統領
「マドゥロ氏は安全な場所に逃げ込もうとしたが、部隊の行動が素早く、鋼鉄のドアにたどり着くことができなかった」
トランプ大統領はマドゥロ大統領を麻薬密輸の首謀者と位置付け、今回の攻撃を正当化しています。
■各国から懸念や批判の声
世界各国からは懸念や批判の声が相次いでいます。
国連のグテーレス事務総長は声明で「危険な前例になる」と指摘。イギリスやEU(ヨーロッパ連合)からは「国際法を順守すべきだ」といった声が上がりました。
一方、高市総理は自身のSNSで「我が国は自由、民主主義、法の支配といった基本的価値や原則を尊重してきた」として、関係国と連携する考えを示しました。攻撃の是非には触れませんでした。
トランプ大統領は、ベネズエラに対してさらに踏み込んだ発言をしています。
「安全で適切な政権移行が実現するまで、我々(米国)がベネズエラを運営する」
強硬姿勢の背景にはどんな狙いがあるのでしょうか。
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