53 回視聴・2 時間前
東京株式市場は30日が今年最後の取引です。日経平均株価は初めて5万円の大台を維持して終えるのでしょうか。
日経平均午前の終値は、29日より61円安い5万465円でした。
市場関係者は「5万円を維持して年を越せれば来年も上昇の期待が強まりやすい」と話します。
今年の日経平均は、まず「トランプ関税」に翻弄(ほんろう)されました。
4月には一日2000円を超える上昇や下落もあり、歴史的な乱高下となりました。
ただ、この懸念が和らぐと、AI・半導体への期待や好調な企業業績から株価は上昇します。
秋には「責任ある積極財政」を掲げる高市政権の誕生を受け、初めて5万円台に乗せました。
三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏
「日本株の堅調な地合いは来年も続く可能性が高いと思います。(ただ)期待が高い分、AI相場の急変であるとか、高市政権に対する期待の変化、このあたりは十分な注意が必要」
この2年間は相場の格言「辰巳天井」そのままに上昇した日経平均ですが、来年は下落しやすいとされる「午(うま)尻下がり」です。
国内外のリスクへの備えも求められています。







































