2025年も残すところあと3日。年末年始の帰省客や観光客で各地、賑わいを見せる中、横浜市の市場には大行列が。
タラバガニ800gが2000円、アワビが1個なんと500円。激安の「歳末大売り出し」に密着しました。
■空から見た年末各地に行列&大観衆
(草薙和輝アナウンサー)「東京上野のアメ横、ものすごい人になっていますね。皆さんお店を見ながらゆっくりと前に進んでいますが、なかなか人が多くて進めないようにも見えます。」
師走の風物詩にもなっている『アメ横』の混雑。年末までの5日間で、150万人以上が訪れると言います。人込みは、こんなところにも…
(山本将司ディレクター)「広場の中心から大きな炎と煙が立ち上り始めました。それを取り囲むように大勢の人がそれを見守っています。」
成田山新勝寺の“納め札お焚き上げ”。大小約3万体の護摩札などを火にくべて、仏に返す伝統行事です。
参拝客からは、世相を反映するこんな言葉も…
(参拝客)「お米(価格の高騰)も大変でしたし、生活するのが大変かもしれない」
(成田山新勝寺 中峰照希さん)「世の中大変ですけど、 悪いことを考えてもしょうがないんで、いいふうにやっていこうかなと思っています。」
とはいえ、大切なのは“心がけ”のようで…
「やはり自分の心の中にある煩悩を一緒に焼いて、まっさらな気持ちで新年を迎えていただければとてもありがたいかなと思っております。」
そんな中、この場所には…
(福士昌希ディレクター)「すごい人ですね、スタンドが人で埋め尽くされています。」
年末に多くの競馬ファンの夢を乗せて行われる有馬記念です。
(競馬ファン)「頑張ってもらうしかないですね、馬たちには。」
「負けたら潔く(年末は実家に)帰るだけです。」
そして、観客5万6000人が見守る中、レースが終了しました。
(三重から来た競馬ファン)「ジャスティンパレスのラストランが見られて良かったです。懐だけ寂しいけど、気持ちは暖かいです。」
高速道路では…
(草薙和輝アナウンサー)「東名高速道路の下り、横浜青葉インターを過ぎたあたり、この辺りから渋滞が起きています。かなり先の方まで渋滞が続いています。」
混雑のピークは下り方面が1月2日。上りが2日と3日になる見通しで、30kmを超える渋滞も予測されています。
高速以外にも渋滞している場所が…
■タラバ2千円!激安売出しに大行列
(草薙和輝アナウンサー)「こちらの場所、駐車場にたくさんの車が止まっています。駐車場に入ろうとする車で長い列ができています。」
多くの人が殺到するこの場所、4時間前から…
(一番乗りの買い物客)「(並んだのは)5時過ぎです。一番(先頭)です。」
Q.目当ては?
「マグロとカニ手あたり次第。」
横浜南部市場の、年末に一度の“大売出し”。安さを求め、朝から250人の行列ができていました。
(金子友広ディレクター)「午前7時です。水産棟がオープンしました、続々と人が入っていきます。」
「いらっしゃいー、年末最後の大特価」
今日から一般開放された仲卸売り場。3時間限定、普段は、関係者以外は入れない場所で、買い物ができます。
500円のあわびに、ブリの刺身など、お得な品々が並ぶ中、一番の目玉が。
「タラバガニ1本、2000円限定です」
数量限定のタラバガニ、2000円です。
(ワタナベ水産 渡部友康さん)「いい正月迎えてもらえるように、何とかぎりぎりのところまで下げて…」
開始からわずか2分後…
「タラバガニ完売でーす」
(一番乗りの買い物客)「選べない、選べない」
行列の先頭に並んでいた、こちらの男性が買ったのは…
(一番乗りの買い物客)「お目当てが買えました。1万超えてしまいましたね、マグロが効きましたね。」
1万5000円で、タコやマグロを無事購入。
(家族で来た買い物客)「悩むんだったら買った方がいっか」
初参戦のこちらの家族は、大量のカニなどをかごに詰め込み、売り場を見て回ります。
Q.まだいけそう?
「もう無理、満足」
とは言いつつも、向かった先は。
「豚バラのブロックを500g」
「甘いって書いてあるよ」
あまりの安さに、魚以外の商品も購入。合計はと言うと。
「14万5000円?」
「やば」
家族皆で、合計14万5000円です。
「一年に一回だからね」
Q.良い新年は(迎えられそう)?
(家族で来た買い物客)「迎えられそう」
12月28日『有働Times』より







































