中国政府が日本への渡航自粛を呼び掛けてから1カ月半が経ち、中国国内では、冬の行楽にも影響が出ています。
■“渡航自粛”で中国のスキー場が…
中国では今、ウィンタースポーツが空前の大ブーム。スキーやスノボを始める人が多くいるといいます。
その一方で…。
利用客
「ここは初めてです。以前は(スキーをしに)日本に行ってた」
「(Q.日中関係が良くないが影響は)あります。今年は国内(中国)で滑るのもよいと思う」
日中関係の悪化を受け、日本へのスキー旅行をやめ、中国国内のスキー場に変更する人が相次いでいるというのです。
利用客
「日本に行ってみたい。友達が行ったことがあって、北海道の雪質は良いといつも言っている」
「(Q.日中関係が悪化しているが)(日本行きを)しばらく先延ばししている」
ゲレンデの横にあるスペースでは、ウィンタースポーツ関連のブランドなどを手掛ける日本企業19社が集まり、中国人スキーヤーらに向けてPR活動を行っています。
中国政府は北京オリンピックをきっかけに、雪に関する経済活動「氷雪経済」に力を入れていて、今年、産業規模は1兆元、およそ22兆円を突破すると予想されています。
スノーゴーグルを扱う山本光学 杉田亮さん
「もともと日本のスキー市場が頭打ち、そこまで将来的に伸びないなかで、中国のウィンター市場が伸びるとのことで取り組みを始めたのが最初」
イベントを訪れた中国人からは、「日本製品は信頼できる」などと好評です。
利用客
「日本のスキーウェアを買ったことがある。品質が良かった。スキー板も良い。とてもプロフェッショナル」
今後は日本で外国人客に商品を購入してもらうだけではなく、海外に輸出して現地で購入してもらうことも重要になってくるといいます。
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