最大9連休となる年末年始の休みが始まり、各交通機関では混雑のピークを迎えています。また、多重事故が起きた関越道は、現在も一部の区間で通行止めが続いていて、再開のめどは立っていません。
■“多重事故”関越道一部で通行止め
現場には、黒く焼け焦げ、原形をとどめていない多くの車が残されていました。
事故の影響は今も続いています。
事故発生のおよそ1時間後に撮影された動画。トラックが激しく燃えています。
26日午後7時半ごろ、関越道の水上インターチェンジ付近でトラック同士の衝突をきっかけに67台が絡む事故が起き、そのうち1台から出た火が燃え広がりました。
この事故で、70代の女性を含む2人が死亡し、26人がけがをしています。
なぜ、事故は起きたのでしょうか。
巻き込まれたトラックドライバー
「雪はチラチラしていた」
26日、群馬県みなかみ町には午後1時すぎから午後8時すぎにかけて大雪警報が出されていました。
事故現場でも当時、雪が降っていたそうです。
警察は車両がスリップしたとみて詳しい状況を調べています。そして…。
NEXCO東日本(HPから)
「通行止め解除は未定となっており、相当な時間を要する見込みです。関越自動車道を利用した外出はお控えください」
関越道では、現在も一部区間で通行止めが続いています。NEXCO東日本は、上信越道や磐越道などへ迂回(うかい)するよう呼び掛けています。
■9連休 各地で帰省ラッシュ
各交通機関も、利用者が急増する年末年始を迎えます。
東京・名古屋・大阪を結ぶ東海道新幹線は、27日が下りの混雑のピークです。
空の便は日本航空、全日空ともに国内線の下りと国際線の出国が27日、ピークとなりました。
メキシコへ行く人
「(Q.どこへ?)メキシコです。ホテルでのんびりします」
年末年始に羽田空港と成田空港から出国する人は、およそ87万7900人に上るといいます。






































