初任給大幅アップや賃上げ続々…　働き手確保へ大企業動く

　初任給を大幅に引き上げる大企業が相次いでいます。

　ユニクロやGUなどを展開するファーストリテイリングは、来年春に入社する新卒社員の初任給を最大で37万円に引き上げると発表しました。

　国内外の転勤がある社員を対象とし、賞与を含めた年収は現在から12％増えて、およそ590万円となります。

　初任給を巡ってはオープンハウスや東京海上日動、サイボウズなどが各種の手当を含めて40万円以上に引き上げる方針を明らかにしています。

　一方、日本生命はおよそ4万人の営業職員に、6％を超える賃上げを実施する方向で検討しています。

　人手不足を背景に、働き手を確保する動きが続きそうです。