静岡・緊縛強盗で1000万円被害　犯人の隙みて夫が通報

　静岡県長泉町の事務所を兼ねた住宅で、80代の夫婦が縛られて現金1000万円を奪われた強盗事件で、夫が、まだ屋内に犯人がいるなかで隙を見て通報していたことが新たに分かりました。

　22日午前1時ごろ、長泉町の80代男性から「強盗です。相手は3、4人です」と110番通報がありました。

　警察によりますと、目出し帽を着けた複数の男が、寝ていた80代夫婦の手首や口をテープで縛り、現金およそ1000万円を奪って逃げたということです。

　夫がテープを外し、屋内に犯人がいるなか、隙を見て通報しました。

　夫婦にけがはありません。

　犯人のうち3人の男はいずれも20代から30代で、身長170センチ以上の細身、黒っぽい服装だったということです。

　犯人は逃走していて、警察は強盗事件として捜査しています。