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食品大手の「味の素」が、海外の子会社を巡り東京国税局からおよそ150億円の申告漏れを指摘されていたことが分かりました。
関係者によりますと、タイにある「味の素ビジネスセンター社」は、現地の経理業務を担当し「味の素」の現地子会社と支配関係にある会社ですが、日本の「味の素」との支配関係にないとして、税務申告の際、所得を合算していませんでした。
一方、東京国税局は「現地子会社の支配関係で味の素にとって孫会社に当たる」と判断したということです。
その結果、味の素のひ孫会社の所得も合算して日本で申告すべきとなりました。
他にもナイジェリアの子会社を巡っても指摘を受け、申告漏れの総額はおよそ150億円に上ります。
味の素は「不適切な租税回避の意図は一切なく、納得に至っていないため、不服として審査請求しています」とコメントしています。







































